2021年12月11日土曜日

老父の入院についての記録-2

(°∀°)ノ コニチハ-
いかがお過ごしですか。

前回の続きです
(・ω・)

「何だか父の様子がおかしい」

しかし、父と直接電話で話した奥さんによれば

電話に出た父はいつも通りの感じだった-
という。

(・ω・)
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母から聞く通りなら要検査な案件だけど
実際は、パニクった母が少し大袈裟に言っているだけかもしれないな。
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(・ω・)=3

その時はそんな感じで話は終わりました。
 
が、その日の夜
実家で何かあったようです。

(・ω・)そう

何かが
ヾ(・ω・)〉
あったようなのです。

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その日の夜、
なんやかんや あって
母は外が明るくなるのを待って
すぐ、
1番に救急車を呼んだそうです。

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「なんやかんや」
私はとても気になったので
詳しく聞いたのですが、

何故か口を閉ざす
かたくなに。
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(・ω・)ただ一言、
「もうグニャングニャン」
と。

_(:3 」∠)_
 
口に出すのも憚られるような
 
一晩中
グニャングニャン状態
であったと。

_(┐「ε:)_
 
すぱ郎、
オマエも息子なら察してくれと。
(・ω・)オ.オウ
 
何だかわかりませんが
 
(・ω・)....
(・ω・)....
(・ω・)要するに
グニャングニャン」な
長い夜だったに違いありません。
#察しきれず
 
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そして
朝一で救急車で搬送
と言う流れになりました。
(救急車に乗せるのも大変だったそう)
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病院での診断の結果・開口一番


「認知症が進んでいます」

えーん、お父さんアルツハイマーに

 違います。
 
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認知症とは
脳の病による認知機能の低下から引き起こされる病態。
理解力・判断力の低下、記憶障害、見当識障害、遂行機能障害や失語・失行・失認といった症状を指す
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「病により認知が低下した状態」と言う意味らしいです。
(やはり最初に母の感じていた事は合っていた)

からの
緊急MRI検査を行い
結果、
慢性硬膜下血腫
という診断が下されました。

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慢性硬膜下(こうまくか)血腫とは
頭部を打撲などしてしばらく経ってから、
頭蓋骨と脳の間に血液が溜まってくる状態。

頭痛・嘔気・嘔吐や片麻痺(半身の脱力)や
認知症が進行したような症状が出る。
場合によっては昏睡となり命に関わることがある

出展-wikiっぽいところ
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要するに
昔、頭をぶつけたか何かして、長い時間かけて頭蓋骨と脳の隙間に血が溜まり、次第に脳を圧迫して、色々不具合が出る病気のようです。
 
今回、父に当てはまる症状がいくつもあり、
やはりその中に脱力(母曰くグニャングニャン)、
そして認知症も含まれていました。

図解してみる

通常は上↑。

硬膜下血腫とは下⇩の状態。


「くも膜の外側」から、血液等が脳みそをギュウギュウ押している状態

ちなみに似たような名前でよく聞く
「くも膜下出血」ってのがありますが、
それはこんな↓感じ。

「くも膜下出血」が脳の血管が破れて出血する
「障害」

「硬膜下血腫」は頭部の打撲がきっかけとなる
傷害」

ほう(・ω・)違うのね。


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手術

電話で聞いたので詳しいことは分かりませんでしたが、
どうやら

穿頭手術が行われたようです。

穿頭手術とは頭蓋に10円玉サイズの穴を開け、
貯まった血腫を洗い流す方法です。

(血腫が小さい場合は自然に治癒することもあるそうです)

(・ω・)頭蓋骨に穴。
 
時間は1時間ほど。
 

頭蓋に穴を開けた途端、溜まった血が吹き出したそうですが、
ありがたい事に結果的に手術は無事成功しました。

ていうか吹き出すとか、どんだけの血圧よ。

医師によると
脳へのダメージは何かしら残るかもしれませんが、
認知症などの諸症状は軽減するだろうとの事。

なんとも感謝です。

手術万歳!
#手術ハイ

ヽ('A`)ノ バンザ...
 (  )
 ノω|

 __[警]
  (  ) ('A`) 
  (  )Vノ )
   | |. | |

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数日で退院


術後、父は
集中治療室でしばらく経過を確認し、
その後、一般病棟へ移りました。
 
一般的に、手術から一週間程度で退院できるそうです。


「お父さん」



 

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母曰く「顔つきが違う♪」 

やはり脳への圧迫が、性格まで影響するような、様々な症状を引き起こしていたようで、手術後は大変落ち着いているそうです。

(・ω・)
ただし、当人は救急車に乗った事を覚えていないらしい。

病院に運ばれる前日、
認知に影響するレベルの脳が内圧でパッツンパッツン状態でありながらも、私の奥さんと電話で普通に話せた件は謎ではあります。

(・ω・)まあ
本人も、かなりギリギリな状態だったんでしょうけどね。
 
今回得た教訓
苦痛に堪えても良い事はあまりなく、 
救急車を呼ぶ判断は
早いに越したことはない。
です。
あと
頼めば音を消して来てくれる

場合によっては手遅れとなる事もあります。
具合がおかしかったらあまり周りを気にせず、直ぐ救急車を呼びましょう。  

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終わりに


この「慢性硬膜下血腫」は数少ない治る認知症の一つと言われています。

血腫を適切な処置さえすれば症状としての認知症は治っていくからです。


ぶつけた自覚が無いだけではなく、実際に頭をぶつけていなくても、いつのまにか血腫が溜まり、認知症状が出ている場合があるそうです。
 
頭をぶつけていない場合でも単に「加齢でボケが進んだ」とか「最近物忘れひどい」と片付けてしまわないで一度は「慢性硬膜下血腫」の可能性を疑って脳神経外科や脳神経内科で検査してみるのもいいかもしれません。
 
今回の件も父はこの数ヶ月間は、コロナ自粛等であまり外に出ておらず、特に頭をぶつけた記憶も無いと言っていますが。

さて どうなんでしょう。
(まあ、今回救急車に乗った記憶もないんですがね)


何らかの障害は残るらしいので、
サポートしながら今後も注意深く
経過をみていきたいと思います。
 
(・ω・)/それでは。




 
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