2019年6月24日月曜日

非侵襲血糖レベル測定器について考える2

  旦
(・ω・) 〉
こんにちは。すぱ郎です。

書きかけていた
「非侵襲血糖レベル測定器について考える」の続きです。
 
念のため再度書きますが、「caboc」が測るのはあくまで血糖値ではないですよ。血糖レベルという会社独自の指標です。
 
今のところ、個人が買える非侵襲の血糖がらみの製品はこれしかありません。血糖値が気になる糖尿病患者であれば、やはり気になる商品なのです。
 
しかし全然情報が無い。
 
ですので
敢えて、どこが同じでどこが違うのか?を個人的に考えてみようという訳です。
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現状の血液で測る簡易測定器と比較したいので
まず簡単に説明します。
  
血糖値を測るものは、現在の血糖自己測定器(GOD・過酸化水素電極法)に代表される、血液から血糖値を測る方法があります。
これは血液を採取するためにランセット針で体を傷つける必要があります。
 
ところがこれが痛くて面倒。
痛くて面倒。
痛くて面倒。(3度いう)
未だに苦手。(まだいう?)
 
もっと敷居を低くした方法で簡単に安全に血糖値を測れないか、もっと敷居を低くして、血糖値のコントロールを容易にできないか?
これが非侵襲(刺さない)の測定器の開発の動機となっています。
 
涙液による測定
高周波電波による測定
・赤外線の照射による測定
 
 
と現在、様々な方法でアプローチが進んでおります。
 
それから
侵襲(刺す)タイプですけど、 

皮膚の下の細胞間リンパ液でブドウ糖濃度を計測 
 
で長期間、連続計測が可能な「リブレ」「iPro2ガーディアンコネクトも血液を使わずに血糖値の測定をする技術ですね。
 
どれも直接の血糖値ではありませんが、血糖値と相関関係にあると思われる体の反応を外部から容易に確認する為のアプローチです。
(すでに開発を断念した方法もあります)
 
 今の時点で、完全な血糖値を測れる非侵襲(刺さない)測定器が販売されていない現実を考えると、一言で言って大変難しい技術なんだといえます。
 
だからこの「caboc」のような製品の動向はとっても注目されているのだと思います。
 

(・ω・)はい。
 
それでは
あくまで血糖値ではなく、血糖レベルという会社独自の指標を掲げる「caboc」はどういうものなのでしょう。
(血糖値ではないですよ。血糖レベル
 
「caboc」は
MHC(Metabolic Heat Confirmation)応用独自方式】を使っています。
 
これは血中のブドウ糖が酸化するときに発する代謝熱と血中酸素飽和濃度、血流速度等のバランスを複数のセンサーで計測して独自に開発したアルゴリズムによって血糖レベルを算出している技術なのです。

(・ω・)アルゴリ....エネゴリ?....
シロウトには全くわかりませんが、スゴイ技術です。
まず難解な所がカッコイイ。
 
複数のセンサーからのアプローチ
みんなで協力で結果を出すという胸熱仕様。
 
ぶっちゃけこれもまた
血糖値と相関関係にある体の反応を利用して計測しているものと思われます。

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さて
この技術で計測した
前回のワタシの表を再掲
 
そして別の日の記録

(・ω・)うーん。
 
数値の差自体は大した問題ではありません。
そもそもcaboccaboc値。
血糖値ではないのですから。
 
でも問題は山の形。血液による血糖値が高い時間にcabocの血糖レベルに反応がない場合があるという事です。
 

過去のプレスリリース等記事では

「食事等により体内に取り込まれた糖質がどのように増減していくかを、簡単に把握できます」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000013154.html
 
「cabocの上がり方が急であればあるほど、体に糖質を多く取り込んでいることになります。
例えば「カツカレー」を食べたあとなんかはcabocがガツーンと上がりますね。」
 
「例えば、よく食事をするときにサラダから食べようと言われますよね。これを実践して測定すると、cabocが上がりにくくなります。」
 
「お酒でいうと糖質の多いビールを飲みながら測るとcabocが上がりますが、糖質の少ない焼酎では全然cabocが上がりません。」
http://www.appbank.net/2017/05/31/iphone-application/1351275.php
 

という記述があります。
これはまるで「血糖レベル」とは「血糖値」の表現とよく似てる。
 
糖質をれば上がり
糖質を摂らなければ上がらない 

ならある程度、数値のカーブは連動してても良いはずです。
 
ここから、想像してみます。
 
caboc値のメインデータ項目は先述の血中のブドウ糖が酸化するときに発する代謝熱です。
 
つまり酸化系のエネルギー代謝熱」です。
 
てことは環境適応性熱産生に使われる
「食事誘発性熱産生」が含まれてる可能性があるのでは。
 
超簡単に言うと
「食事した時、体ポカポカしてくる反応」
血糖値と相関関係にある体の反応として数値の材料としているのではないか?
と思われる訳です。
 
(・ω・)ワタシ....
大丈夫でしょうか?
 
でも
このままでは計測自体にどういう意味があるのか解らない。
炭水化物による血糖値の上昇開始時間が、他の人より遅いワタシだけの現象なのか?
ワタシは他人よりポカポカしない人なのか。
 
比較しようにも
ネット上にはカボックの計測データ自体が皆無。
(高価な計測器だからだろうか)
 
検討する為に、
比較用の別のデータが必要です。
 
(・ω・) 
別のデータが必要です。
(・ω・)
別の人のデータが必要なのです。
 
(・ω・)..... 

 
(・ω・)=3
ここで満を持して 
 
ヽ(゚∀゚)ノスペシャルゲスト
 
うちの〜奥さ~ん(健常者)

さあ、またもや奥さんの協力を求める結果となってしまいました。
  
何が怖いって
後が怖いと噂の、奥さんの計測参戦。
 
果たしてどのようなギャランティが発生するのか。
これ以上頭が上がらなくなる状態は避けたいところだが 健常者、奥さんの計測をもってこの疑問に終止符を打つ。
 
どうなるのか?
どうもならないのか?
 
(・ω・)明日に続く。
 
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